不動産売却について

By | 2014年8月2日

不動産売却について、知り合いが苦労しているという。どんな苦労なのと聞くと実家に一人暮らししていた親が倒れて施設に入ったため実家に戻ることが不可能になったので実家の処分を考えているという。なるほど、とうなずきながら。で、どんな苦労をしているのと聞くと実はその実家が借地なので地主に買い取ってもらおうと交渉したのだが地主が認めてくれないのだそうだ。困った知人は不動産屋に土地の処分を依頼したところ不動産屋から2つの方法を提示されたという。一つは底地と一緒に借地権を売ることを地主に提案し売却した金額を借地権割合で地主と分けること、もう一つの方法は借地権そのものを第3者である業者に売ってしまう方法だという。底地の所有権は地主が持っているので底地と一緒に借地を売るには当然地主の承諾が必要になる。また借地権そのものを第3者に売却する際も地主の承諾が必要になる。この場合もし地主が承諾しなければ裁判に進展するそうだが最終的には借地人の権利は保護され、地主の承諾に代わる許可を裁判所から出してもらうという流れになっているという。借地人がきちんと地代を毎年支払っていて落ち度がない場合まず裁判所の許可は下りるそうだ。しかし、ここまでの手間をかけても実際借地権売買で借地人の手元に残る金額はごくわずかになるのが普通だそうだ。よほどお金に困っている人でなければ借地権売買は業者に見透かされて金額をたたかれてしまうのがおちというのが実情だそうだ。